【保育園対策】ワーママが会社を辞めたいときに確認する大切な2つのこと

キャリア

働くママにとって、保育園は“にわとりたまご”と同じように、「保育園が先か、就職先が先か」といった問題がありますよね。働きたくても保育園など預け先がない、保育園など預け先がないから働けない・・・。

やっと、保育園が見つかって、育休から復職できると安心したのも束の間。
復職してみて、働きながら子育てする大変さに直面していませんか?もしくは、復職からはしばらく時間は経過しているけど、限界を感じている人もいるかもしれません。

育休明けだと特に、「こんなはずではなかった・・・。」と、悩む時間が増えます。

  • 産休前と育休明け後のキャリアのギャップ。
  •  時短でもフルでも「とにかく時間が足りない!」
  •  このままこれから先やっていける自信がなくなってしまった。

・・・など。働きながらの子育ては、復職したての時期に限ったことではありません。何かがきっかけとなって、モヤモヤと悩むことはあります。働きながらの子育てに悩んで、会社を辞めたいと悩んでいる方は少なくないのではないでしょうか?

[↓こんなタイミングは働くことに悩みます]

  • 子どもの病気で仕事を休んだこと
  • 病児保育を利用したとき
  • 子どもの進級

私は、当時1歳の息子を抱えて働きながら転職活動をした経験があります。「もっと理想的な働き方をしたい」と迷っているママに少しでもお役に立てたらと、ワーキングマザーとして転職活動をしたときの体験談をご紹介します。

一度、退職してしまって再度就職先を見つけるという選択肢を取ると、保育園退園の問題が出てきますので、「自分と子どもの生活をどうしたいのか」を考えるご参考にしてください。
今回は、自治体でいわゆる「ポイント制」によって、保育園内定が決まる認可保育園を対象に話を進めていきます。



認可保育園の通園条件は?

認可保育園の場合、役所に認可保育園の利用申請を提出後、「保育に欠ける」と認定されると認定証が発行されます。3歳以上は2号認定、3歳未満は3号認定です。2号と3号で内定に影響があるということはありません。年齢の違いだけです。
そして、認定証が発行されると必ず認可保育園に入園できる訳ではありません。そもそもの保育園の定員に空きがなければ入園はできません。
希望のクラス(年齢別)に空きがある場合、役所の審査方法により内定した方が通園可能となります。

ポイントが同じでも優先順位が別途設けられています。同ポイントかつ同優先順位の場合の順位づけは・・・気になりますよね。役所に電話で聞いたのですが、残念ながら濁されて教えてもらえませんでした。

すること①転職しても保育園に継続して通園できるのか確認

ワーママが「会社を辞めたい」と思ったときにいの一番に確認すべきことは、我が子が保育園に継続して通園できるのかどうかです。
転職すると、役所に変更届というものを提出しなければいけません。会社員でもアルバイト・パート、自営業でも保育園に通園する限り勤務証明書も必要です。
子どもが体調不良などで親に連絡するときは職場の電話番号ということが多いです。職場にかけたときに「退職しました」ということがわかったら・・・。なので、変更届を出さないという選択肢はありえません。虚偽申請と判断された場合は、退園にもなるでしょう。

同じ園に続けて通園したい場合は、変更届によって退園にならないよう通園は可能なのかを事前に調べておくことをオススメします!
育休明けで復職したての方や転園したての方だと特に下記のようなことで退園の対象になりかねないので、注意が必要です。



保育利用の再審査の対象になる場合

筆者は、下の子が認可保育園に転園した当月に転職したいと思って役所の保育課に確認したところ、『申請した勤務証明証を元に審査をして内定を決めているため、内定した途端、勤務証明証と異なることになるのであれば再審査の対象になる。』という回答でした。『再審査の結果次第では、残念ならが退園になる』との回答も合わせてありました。

事前に確認したことで、「今月で退園する対象になった」ということを防ぐことができました。これが、退職願を会社に提出した後に保育園の手続きを取っていたかと思うと・・・ゾッとします。

内定した月からどれくらいの期間通園していれば、転職することが可能なのかも役所に尋ねました。
すると、こたえは「すぐは無理。2ヶ月以上経過してであれば、退園の対象にならない可能性があるが、審査してみないとわからない」といった具体的な期間がつかめない回答でした。

保育利用の再審査対象にはならない場合

既に保育園に通園してしばらく経っている方であれば、変更届と新しい職場の勤務証明証の提出だけで済みます。
ただし、この「しばらく経っている」の期間は、どれくらいかの明言はありませんでした。直接役所で尋ねましたが、これも「うーん、こちらでいつからであればいいですよとは言えません」ということでした。

保育利用審査に個人の感情は通用しないし関係ない

前職から今の会社に転職したときは、上の子は認証保育園に通園していたので、認可保育園のルールつまり役所の保育課のルールを知りませんでした。

筆者の場合、上の子は2年半通園している園ですが、下の子が転園したばかりで「今の会社でフルタイムの申請だったから転園が可能だったのに、転園したとたん退職することは認められない」と区役所に言われ、正直ショックを受けました。
そりゃそうですよね。そうなんですけど、働くママとしては自分のキャリアも考えて、日常のバタバタを乗り越えながら今の仕事のために自分を殺してまで働きたくないから職を変えることを悩んで悩んで悩んでいるんです。まあ、そんな感情は、役所からするとはたまた他人からすると知ったこっちゃない、ですよね。

何はともあれ、知らなかったということで退園を免れるということは難しいです。
自分のことだけというよりも我が子の環境のためにも、できる行動はしておきましょう。

勤務証明書の内容が変わるときは、「この場合どうか」ということは事前に役所に確認をしましょう。きょうだいによって保育園に通園している期間が異なる場合、どの子も継続して通園できるとは限りません。
私の場合は、下の子が退園となったら、上の子も「保育に欠ける理由がなくなる」ということで道連れで退園になるでしょう。保育利用案内に記載がないことでも注意するべきことがあるということを知りました。



働く条件を変更できるか整理してみよう

上記の通り、育休明け直後や転園直後でないのであれば、働く時間を変えても保育園に継続して通園することは出来ます。働く時間が変われば、「急いで!」「早くして!」という反省している言葉を遣う機会も減るかもしれませんね。

雇用形態の変更

「正社員→契約社員orアルバイト・パート」の場合、雇用形態が変わるということよりも働く時間が変わるという方が保育園の継続通園には影響があります。
正社員で週5日勤務していた方が、パートとなって週4日になった場合、週もしくは月の就業日数が変わります。自治体によっては、保育申請時と会社との契約が異なると、再審査の対象となる場合があります。再審査の結果によっては、退園の対象になることもあります。

勤務時間の変更

フルタイムだと毎日大変だから時短勤務を利用するといった場合は、勤務時間の変更を行う方が多いと思います。
勤務時間を変更する場合、認可保育園の保育基準の保育指数が変わることがあります。
私の住む自治体を例に挙げると、週5日8時間の場合は週40時間でMAXの10ポイントですが、週5日7時間勤務の場合は35時間となり、1ポイント保育指数が下がり、9ポイントになります。
ちなみに、この9ポイントになったことで、下の子は希望の園にしばらく入園できませんでした。

育休明けの注意点

私が住む自治体を例にあげます。各自治体で保育の必要性や審査基準は異なります。ご自身が住む自治体の条件については、自治体から発行の保育園利用案内を熟読されるか直接保育課などにご相談ください。

産休前と同じ会社で働き、条件を変える場合

「復職」の条件が、産休前と同じ会社で同じ条件(週5日9:00〜16:00や週4日9:00〜17:00などの勤務条件)でないと「復職」と認められません。勤務条件は様々ですので、復職前と何かが変わる場合は、細かく確認してみてください。

産休前と別の会社で働き、条件は変わらない場合

復職前と同じ勤務条件(週5日9:00〜17:00など)であっても、「産休前と別の会社である(つまり転職)と「復職」と認められない。」といった謎のルールがありました。
産休を取った会社では、育児をしながら働き続けることが難しそうだから転職をしたいと考える働くママにとっては、厳しいと感じてしまう条件ですよね。
育休明け直後の転職は条件違いで退園の対象になることがあります。育休中に転職活動をされる予定がある方は、ご注意ください。



すること②どんな働き方が理想なのか条件を整理

今の会社では働く条件を変えられないという場合は、転職を視野に入れてみましょう。
転職活動の場合、現在の仕事+家事+育児とそれに合わせて転職活動ととてもハードになります。面接の時間の確保もそうですが、書類の準備や転職エージェントとの連絡、選考結果による精神的ダメージと思うように進まないことへの焦りや苛立ちといった心理的負担も増えます。
そこで、転職活動によって自分がどうしたいのか何を求めて活動をするのか考えておくことをオススメします。

自分の理想を整理

職場環境や働く時間、仕事内容、給与、働き方、日常生活など自分が理想とするものは何なのか今一度整理してみましょう。今現在のことだけでなく、数年後についても合わせて考えてみると自分のキャリアの整理にもなります。
これから次の出産に向けてという方もいるでしょう。
子どもが増えるとその分、自分のポジションや今後のキャリアといった働き方の悩み方も変わってきますので、整理できるのであれば、数年単位でまとめてみると今後の行動の仕方が見えてくるかもしれません。

「これなら働ける」も整理

自分の理想を整理はしたものの、理想通りにはいかないことは多々あります。通勤時間や給与、仕事内容は特に転職エージェントから質問されることが多いです。
尋ねられたときには「これなら頑張れる」と譲歩できる条件も整理しておくと、理想に近い条件の転職先の紹介も受けやすいです。
10個自分の理想としている働き方の条件があるとすると、10個思い通りにということはまず難しいです。残念ですが、現実はそうでした。
外せる条件、外せない条件ということは自分にしかわかりませんので、転職活動の早めのタイミングでまとめておくと良いでしょう。



転職活動の体験談

私は当時子どもが一人で、1歳7ヶ月のときに転職活動を開始して、1歳9ヶ月のときに転職しました。

転職のきっかけ

前職では、結婚して子どどもがいないときに契約社員で入社しました。正社員になるという条件でしたが、入社してあと4ヶ月という時期妊娠が発覚。結局正社員になることなく、契約社員で勤務しました。
産休と育休を経て、復職したものの、時短勤務を利用したため給与や約半分に減ってしまいました。残業する人ほど評価される社風にも疑問を持っていて、その中で大幅な給与減。
育児をしながらその会社で働くことの限界を感じて転職活動をしようかと考えていたタイミングで、会社側から契約終了の通知がありました。お互いに退職という方向性があり、タイミングも良いと考えてそのまま退職しました。

育休復職からの転職までの勤務期間

2015年4月に育休復帰となり、退職は2016年2月でしたので、育休復帰から10ヶ月後には退職していました。

退職までの間には、息子は初めての集団生活での感染症で急欠もあり、在宅勤務ができないか交渉したこともあります。
在宅勤務が不可ということで、欠勤を続けてこれ以上の欠勤は無理となったところで病児保育を利用したこともあります。利用前日の朝8時から20分電話を掛け続けてキャンセル待ちで予約できた病児保育を利用しました。そのときは、朝7時前に自宅を出て、病み上がりの1歳児を自転車の前に乗せて7km離れたところまで送りました。
罹りたくて罹ったわけではない感染症で苦しんでいた我が子をこの時間、この道のりを通園させてまでする仕事なのか?とこのときは悩みました。

転職後の生活スタイルはどう変わるのか

子どもが1歳9ヶ月のときに転職しましたが、勤務時間は9:00〜17:00まででした。給与は手取りで3万円UPしました。
けれど、条件としては前職よりいいですが、やはり転職直後は人間関係で悩みました。とても気を遣う毎日でしんどかったです。
人間関係に慣れるということは、転職するとどの職場でも通らなければいけない道かもしれません。

マンションを買った都合で、子どもも保育園を転園したてということもあり、筆者は職場に慣れなければいけない、子どもは保育園に慣れなければいけないという環境で、3ヶ月ほどはとても息苦しかったです。そのせいいもあってか、転園して3ヶ月後くらいの7月には感染症と子どもの情緒不安定さで働くこと自体に悩んだということもありました。



保育園に通園する=親に仕事している実績があるということ

筆者が二人目を出産してから仕事の継続に悩むたびに上の子(年中児)の“保育園継続通園”という悩みはついて回っています。4歳児年中クラスということで、保育園のお友達や先生と関係が出来上がってしまっている年齢ということもあり、なかなか親の都合で子どもの環境を引き裂くわけにはいきません。
筆者が職場の環境を変えるということになると、子どもの環境も変わってしまうということになりかねません。

二人目を産んでからというものの、筆者自身の働く環境を変えられないか日々模索していますが、下の子のありがたい転園時期も重なって、今の会社を退職することは出来ずにいます。

子どもの環境を最優先にしつつ、自分の環境や将来子どもの環境が変わった時に柔軟に対応できるような働き方をしたいと思いながら、働く環境に試行錯誤中です。
いかなるときも、子どもだけでなく自分自身を守る働き方や働く術を身につけておきたいと痛感しました。子どもを守るのは、会社ではありません。働くママ自身です。
「ああしておけば良かった」と後悔する機会を減らせるようしよう自分自身に言い聞かせています。
働く環境について悩んでいるワーママのみなさんにも少しでもお役に立てたらと嬉しいです。