【保活体験談】保育園にも「滑り止め」が必要?認可外保育園の確保のしかた

子育て

保育園には大きく分けて、「認可」と「無認可」があります。
地域によってばらつきがありますが、都市部だと「この保育園に入りたいから申し込みしたら次の月から通える」ということはほぼありません。復職の前に保育園の確保が必要となりますが、なかなか思い通りに進まないといったことが多いのではないでしょうか?

4月入園を目指す場合、2月〜3月末にかけて認可園の内定が決まります。東京都だと認可園の結果を受けて、認証保育園に動きがあり、無認可保育園に動きがあって、子どもの預け先が決まったママは4月を迎えて復職に向かうという大きな「保活の流れ」があります。

今回は、保育園入園内定を得るためについて、3度の保活経験があるわたしの体験談も交えてお伝えします。




いつから保活は開始する?

育休期間の終了日は、子どもが1歳の誕生日前日までとなっているかと思います。ただ、保育園に一番入りやすい時期である年度初月の4月入園で復職する働くママが多いです。理由としては、定員の空き具合が0歳クラスと1歳クラスで大きく変わってくるためです。

翌年4/1に満年齢によって、0歳クラスなのか1歳クラスなのか分かれます。
0歳クラスの場合は、定員の人数分だけ空きがあります。例えば定員10名であれば、10名の募集です。
1歳クラスになると0歳クラスよりも倍率が上がって、0歳クラスと比べると人数の空きが少なくなります。例えば定員15名の場合、0歳クラスからの持ち上がりで10名そのまま進級するとなると、空いている人数分の5名のみの募集となります。

翌年度4月入園の認可保育園の募集が毎年10月頃に始まります。募集開始日や期間はそれぞれの自治体で異なりますので、10月前半頃には住んでいる自治体の役所に確認しましょう。早いところだと9月から開始しているようです。

「保活に失敗した」「保育園落ちた、日本死ね」といった情報で賑わうのが2月くらいですが、承諾結果が出る3〜5ヶ月前の10月前後には認可保育園の入園申請を役所にしなければいけません。
認可保育園の申し込みをした方の一次募集の結果が出るのは2月頃です。一次よりも空席が少なくなり、争奪戦にもなる二次募集が一次結果後のわずかな期間で行われます。二次募集の結果は3月に出ます。



認可保育園と認可外保育園の違いは?

認可園と認可外保育園との大きな違いは、3点です。
なお、園庭がなくても認可保育園として認められています。保育園設置基準のハードルは以前より下がっているため園庭のありなしは関係ないです。

認可保育園の一つである小規模保育所はビルテナントの一室で、保育園に園庭はありませんでした。

①認定審査の有無

「保育に欠ける」と保育の必要性があると認定されれば、定員に空きがある認可保育園に通園が可能になります。認可保育園は「保育に欠ける」子どもを預ける福祉施設です。「保育に欠ける」事情がない場合は、認可保育園に通園はできません。

認可外保育園は認定審査は不要です。契約した時間の保育料を支払えば通園ができます。
ただし、認可外保育園の保育料は10時間預けて相場が7万前後。それ以上ももちろんあります。
東京都で一人暮らしに借りるワンルームマンション並みの1ヶ月の賃貸料以上の保育料が必要になります。高い保育料を支払って、かつ時短勤務など給料を下げる条件で復職して働くかどうかは、ご家庭によって考え方は異なるかと思います。

②保育料

認可園の方が保育料が安く済むということがあります。私の場合、認可保育園と認可外保育園でもある認証保育園とでは月額5万円ほどの違いがあり、認可園の方が安かったです。
認可園の保育料は、前半の保育料は前年住民税によって、後半の保育料は現年の住民税によって決定されます。
ただし、高所得の場合は、月額の保育料が決まった認可外保育園の方が安いという人もいます。

③入園金の有無

認可外保育園の場合、入園金を支払う園が多いです。入園金の相場は、3万前後です。内定すると入園金を指定された期限までに支払う必要があります。入園金を支払えなければ、内定辞退になります。
なお、入園金は認可保育園に内定が決まった場合や引越しの場合など、理由が何であれ支払っても戻ってはきません。
滑り止めとしていくつか確保して、数カ所の認可外保育園の内定をもらっておくママ友がいました。入園金だけで10万円を超える入園金を支払った人がいました。



保活はどうする?

認可保育園と認可外保育園とで活動のしかたは異なります。

認可保育園

認可園の場合は、申し込みの先着順は全く関係ありません。自治体の役所から公表されているポイント(指数)や優先順位に沿って内定が決められていきます。

認証保育園

園によって申し込み時期も内定方法も異なります。
内定の方法は順番待ちや抽選によってであったり、募集の時期も○月以降からや妊娠中からであったりと園によって募集期間もそれぞれです。
入園金については、申し込みの時点までにいくら必要なのか確認をして事前に準備をしておく必要があります。

無認可保育園

無認可保育園も申し込み時期や内定方法は、園それぞれで異なります。
入園料や保育料についてもピンキリです。無認可であるため国からの補助や区・市からの補助がないため、収入源は毎月の保育料のみです。

私が見学に行った無認可保育園は、契約書に記載がない追加料金や入園金と1ヶ月分多い保育料の支払い金額を求められました。契約書に記載がないことを園長に伝えるも補助がない状態で経営をしているからカツカツな状態で「必要なお金です」と主張するだけでしたので、注意深く契約書を見て良かったと感じた経験があります。
また、見学と契約についてと2度その保育園に行くことがありましたが、どちらも園長と保育補助の人が1名の2名でワンフロア20人ほどの0〜5歳と異年齢児を保育していました。他の先生はいないのか尋ねましたが、どちら日も「たまたま体調不良の職員がいて…。」とのことで、運営基準を超えて保育しているのではないかと感じてしまうことがありました。
どの無認可保育園もそうだとは言いません。園によっては子どもを安心して預けようと思えないというところがあるかもしれないので、見学のときは詳しく確認するいいですよ。




実際の保活はどうだったか

保育園が決まるまでは、朝から夜もしくは夜中まで保育園のことばかり考えていました。内定が決まるまでは気が気ではなかったです。私は、3回の保活を経験しました。

一人目の保活は?

上の子は引越しの兼ね合いもあり、今の園は3園目になります。保活自体は2回することになりました。

1園目の保活

復職する気があまりなくて「保活」とは無縁に育休を過ごしていました。復職予定の年の2月まで何もしていませんでした。
人事から「4月に復職できなければ育休延長は1年半まで可能です。ただし、1年半は10月になり、年度内入園になると保育園の空き状況が厳しい。もし、10月に復職できなければ退職になるという言葉を聞いて慌てて保活をすることになりました。それが2014年3月頭のことです。当時は育休延長がまだ1年半まででした。

電話があった3月頭に自宅から会社と5駅逆のエリアや自転車で45分くらいで通えるエリアまで範囲を広げて、認証保育園と無認可保育園に電話をしました。おそらく30園くらいだったかと思います。
今考えると雨や風の日は1歳児の保育園グッズと自分の荷物を抱えて通えないだろうと思うような選定ですが、当時はどこでもいいから空いている場所を見つけるということが先手だと考えていました。

3/5にそれまで行ったことがない散歩コースの反対側のエリアで「こんなところに保育園がある」と気づき、3/6(木)に保育園見学をしたいと電話した園で、3/12(水)に見学をして、そのまま申し込みをしました。「この園に息子を預けたい!!」と感じた保育園でしたが、『申し込みをしても抽選ですので、当選した場合のみご連絡します』の言葉を聞いて保育園を後にしました。
その後、見学翌週の3/16(月)に保育園より電話で抽選の結果内定したとご連絡をいただき、約2週間に及んだ保活を終えることができました。
契約手続きを進めて、無事に4/1より保育園に通園が始まり、私も4/16に慣らし保育を終えて復職することができました。

2園目の保活

1年通って慣れた認証保育園でしたが、購入した新築マンションへ秋頃に引っ越す予定がありました。自宅からは電車で45分ほどかかる場所になります。
4月からも同じ園で翌年3月まで電車で通園するか、引越し先の近くの園に転園して4月から9月までは引越し前の自宅から電車通園をして、9月以降は自転車通園をするかの二択をどう選ぶか散々悩みました。

引越し先近くの3園を見学して、そのうちの1園に申し込みをしたところ、抽選の結果内定がきまりました。
結果、1年通い慣れた保育園を3月の3週目に退園することを決めて、4月から電車で通園する毎日になりました。

このときは、私も3月から転職先で新しい仕事をはじめたばかりで、子どもと一緒に慣れない環境に慣れることにとにかく必死でした。

二人目の保活は?

二人目は自宅育児をしながら在宅勤務で復職しました。復職と同時に上の子と同じ認可保育園1園のみ入園申請をして、下の子は3号認定をもらいました。しかし、上手く上の子と同じ保育園に年度途中で空きは出ず、復職してしばらく経過した頃には「おんぶばかりで室内にこもりっぱなしの状態はこの子にとって良くないだろう」と感じるようになって、自宅から通える範囲で5園の希望に変更届を出して再度申し込みをしました。
すると、申し込んだ翌月の10月にその年の4月に新しくオープンした小規模保育園に内定することができました。

上の子と別の保育園に内定したため、10月に入って即日転園届を提出しました。しかし、結局年度内に転園することは出来ませんでした。
運良く、翌年の5月に7ヶ月待ち望んで、年度途中で1歳児クラスに転園することが出来ました。



まとめ

復職のために、子どもを預ける場所を確保するには、認可保育園の入園申請だけで安心できません。「保活」と近年騒がれていますが、認可保育園が全滅であった場合のために対策をしておきましょう。まるで高校受験のようですが、認可保育園の滑り止めとして認可外保育園の入園も確保しておくことで、復職できないということが避けられるはずです。

大した保活の経験はありませんが、運を味方につけて保育園に困らずに通園出来ているのは、子供の運が強かったのかなと思います。それと同時に事前に情報として知って、対策を取るのと取らないのでは自分の首が閉まるかどうかがかわってくるかなと実体験を通じて学びました。

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