【おふろカフェutatane】は、埼玉県さいたま市北区にある浴場施設です。名湯である「白寿の湯」を運んだ露天風呂を比較的都心部のエリアで楽しむことができます。鉄道博物館からすぐそばにあるので、帰りに子供とお風呂を楽しめます。
おふろカフェを休日に利用して、主人と5歳息子、1歳娘の子連れ4人で楽しんできました。日頃から頑張るママのリフレッシュにいかがですか?ぜひ、アクセスも良好な場所で、価格も比較的リーズナブルなので参考にしてください。
おふろカフェとは?
お風呂カフェのコンセプトに、
心とカラダがあったまれば自然と笑顔がこぼれる
とあるように、お風呂で体を温めながら笑顔になれる場所です。
おふろカフェは、お風呂を楽しむだけではもったいない!リラックススペースや木のぬくもりいっぱいのカフェが併設されています。あらゆるスペースにリラックスできる場所がありました。
館内入り口には、ワインがボトルで飾られているので、お酒を飲みながらチビチビ楽しめるようです。
体はポカポカ、日頃の溜まった疲れを癒しに行きながら、のんびり過ごせるようなリフレッシュできるお風呂施設。来場している人たちは、中高年の方よりも20代が多い印象でした。家族連れはもちろんですが、カップルと友達同士で来ている人が多かったです。
年齢が高めというよりも、HPにある「ソファでのんびり」というイメージからかけ離れることなく、若者が浴場を楽しめる温泉でした。
アクセス
住所:埼玉県さいたま市北区大成町4−179−3
営業時間:10:00~翌朝9:00 23時間営業
鉄道博物館から徒歩10分
埼玉新都市交通「ニューシャトル」鉄道博物館駅が、最寄り駅です。鉄道博物館駅から出て、線路沿いを歩くと10分ほどで到着します。
無料シャトルバスあり
JR大宮駅〜おふろカフェを結ぶシャトルバスがあります。17時以降、0時頃まで往復9名先着で利用可能です。
駐車場
あり。無料です。
高架下に広めの駐車場がありました。入り口が少し分かりづらいですが、画像のピンクで囲った「入り口」の看板が目印です。日曜日13時頃に行っても、停めることができました。
利用金額
時間無制限のフリータイムと時間制の利用料金と2つのパターンがあります。
利用状況に合わせて選んでご利用ください。
フリータイム(館内着・タオルセット込み)
子連れの場合、ただでさえ荷物が多い中でタオルや着替えを持ち歩くのは辛いですよね。濡れたタオルを自宅に持ち帰らずに済む、フリータイムがおすすめです!
なお、1歳娘はベビーバスのみ利用が可能で、ゆっくりと湯船に浸かりたかったことと普段なれないお風呂に不安MAXギャン泣きという過去の経験から、娘はキッズペースで遊ぶだけにしました。そのため、旦那と息子は男湯に入っている間は娘とキッズスペースにいたということもあり、滞在時間は2時間以上になったので、フリータイムの方が時間を気にせずに楽しめました!
ちなみに、3歳未満のお子さんは無料です。
時間制(館内着・タオルなし)
サクッとお風呂だけを楽しむ場合は、ワンコインからお風呂が楽しめます!とってもリーズナブル!タオルは忘れずに持参してくださいね。
タオルは、「レンタルセット」としてフェイスタオルとバスタオルが200円で利用できます。
おふろカフェはキッズスペースがある!
おふろカフェは子どもと一緒に行ける!
おふろカフェは、家族でも楽しまます!しかしながら、家族連れには注意点が・・・。オムツ外れができているか、年齢によって異性のお子さんと入浴が不可なので、対象のお子さんがいる場合は、一緒に入浴ができませんので、注意しましょう。
オムツが外れていない赤ちゃん
オムツが外れていない赤ちゃんは残念ながら、一緒に入浴はできません。洗い場にベビーバスがありますので、ベビーバスを使って体を洗い流すだけです。
トイレトレーニング中のトレパン利用のお子さんも含まれるため、完全にオムツとさよならできたお子さんから一緒に入浴できます。
以前、別の温泉で娘と一緒に洗い場まで行って体を洗って終わらせたことがあります。体が温まるわけでないので、お互いに寒い思いをしました。気温が低めであるときは、なおさら寒い状態で脱衣所まで移動することになるので、今回おふろカフェでは娘は浴室内には行きませんでした。
オムツ外れ完了〜9歳未満/120cm以下(異性の場合)
オムツが外れると、一緒に温泉を楽しめます。女湯に男の子は入ることができません。異性のお子さんと一緒に入浴を検討されている方は、ご注意ください。
9歳以上/120cm以上
9歳もしくは身長が120cmを超えると、男の子は男湯での利用になります。
息子と一緒に入ったのは、1回かな?記憶が定かではないですが、滑って危なさそうで旦那さんに任せたら危険だなと感じていた時期以来、もう一緒に入っていません。ちょっと寂しいですね・・・。
おふろカフェのお風呂の種類
好きな時に好きなだけ、お風呂を楽しめます。のんびりしてから入浴するも良し、お風呂であったまってからうたたねするも良し。お風呂にも色々な種類がありました。まずは、洗い場で体を洗ってから、入浴へ。
ちなみに、洗い場にはメイク落とし・洗顔料・ボディソープ・シャンプー・コンディショナーは完備されていました。
髪の毛が長い方は、事前に脱衣所でゴムで結った方が清潔です。なお、ボディタオルはなかったので浴室に持参しましょう。
館内の人の多さにお風呂が混んでいるのかと思いきや、お風呂はそれほど人が多くなく、自分のタイミングでそれぞれ楽しむことができました。
電気風呂
「電気」というのに内心ビビりながらも、興味津々。「どうなるの?」と一人不安になりながらも、試してみました。一人で座れるスペースの両脇に穴があり、そこから微流の電気が送られていました。
足を入れただけでは、「ちょっと水が揺れてる?」くらいでしたが、腰を入れて行くと途中から座るまでに指先や腕が電流で曲がった状態に・・・「あぁぁぁぁぁ〜電流が〜」の状態で、平静を装った顔と電流が流れる顔のチグハグ感がありながらも、時間をかけながら座ることができました。
座ってみると、腰あたりに電流が直撃。腰痛持ちだからなのでしょうか?不調を抱える場所こそ電流を感じやすかったです。

なお、心臓の悪い方やお子さんは利用することができませんので、ご注意ください。
座り風呂
電気風呂の隣にありました。座る箇所が2箇所。一人でゆったりと入浴することができます。座った時にお尻側に少し傾斜があるから座った時にちょうどいい!ボーッとゆっくりできました。
ジェットバス
温泉に行って、必ず入りたいと思っているお風呂がジェットバス!寝ながらも、普段デスクワークで凝り固まった肩や腰にジェットを当ててくつろぐことができるから、ジェットバスに入らないと温泉に来た意味がないと思っているほどです。
5人ほど個別に入る場所がありました。両脇にシルバーの手すりがあるので、滑らずに座ることもできます。
エステバス
名前に釣られて入ってきました。水深120cmほどある深めのお風呂で、勢いよくジェットバスが出ていました。腰、お腹、脇腹と気になるところにジェットを当てて、マッサージのようで気持ちよかったです。
うたたね風呂
11月に行った頃は、「みかん風呂」となっていました。期間によって、さまざまなお風呂に変化します。11月は3種類のお風呂が楽しめるようで、前半は「かぶせ茶風呂」、中頃は「みかん風呂」、後半は「生姜風呂」です。
お昼過ぎには、女性限定で泡パーティーがあり、一人でひっそりと参加してきました。
泡パーティでは、店員さんがサンタとトナカイの衣装を着て、クリスマスソングに合わせて掛け声♪黒い大砲のような機械から泡が噴射!!!っと思ったら、大砲から遠くて私の周りには泡は来ず・・・。泡パーティーを楽しむのであれば大砲近くのポジションを獲得することをおすすめします。

ただただ、泡にまみれて喜ぶ女の子の様子を微笑ましく眺めて終わってしまいました・・・。
露天風呂
温泉の醍醐味、露天風呂!寒い時期になってくると、中途半端なあったまり方をしていると風に当たってすぐに体が凍ります・・・。私は、事前にサウナを楽しんでからの入浴だったので、火照った顔は冷たい空気があたり、ちょうどよく楽しめました!
露天風呂へ向かってすぐのベンチに寝そべりながら、オセロを楽しむ若い女子3人組にギョッとしました。オセロ・・・できるんですね。それにしても、全裸でベンチに横になるのはいかがなものかと・・母ちゃんは思いました〜。

おふろカフェ醍醐味でもある「泥パック」は、露天風呂隣にありました!使い放題だから、ベタベタ・・・泥パックが乾く前に洗い流さないと潤いがなくなるそうで、10分が目安です。
ロウリュウサウナ
※浴室内は撮影NGのため、写真はイメージです。
サウナは2つありました。そのうちの1つ。1時間ごとにロウリュウの熱い熱い蒸気が、室内を充満するサウナは、テレビもあって、広々と利用することができました。
他の温泉では、高齢女性方が独自のサウナ入浴で驚くことが多いのですが、入った瞬間は誰もいなくて一人。テレビはあっても、時計とにらめっこして熱さと戦って来ました。
コテージ風サウナ
※浴室内は撮影NGのため、写真はイメージです。
2つ目のサウナは、木のコテージ風のサウナ。外は「SAUNA」とピンクのネオンが光っていました。木のドアを開けると、階段があって、登ってサウナの蒸気を楽しむことができます。プライベートな空間がGOOD♪ここでも一人だけだったので、自分との勝負と思い、砂時計を使用しましたが、顔が熱い熱い!持っていたタオルで顔を覆って、ちょうどよかったです。「火事の時はハンカチを当てろ」というけど、わかる気がする・・・」と体験したことがない、火事の様子を想像しながらサウナの熱さと戦いましたが、2分ほどでギブアップしました。
水風呂
サウナから一つドアを出てすぐの場所に水風呂はありました。ただ、水風呂が苦手な私・・・利用はしませんでした。
おふろカフェでお風呂に入らない楽しみ方
おふろカフェはお風呂以外の楽しみ方が人気のようです。カップルや友達と一緒に来ているグループが多い印象でした。カフェが併設されているので、館内から出て食事に行く必要もありません。美味しそうなにおいが館内に漂っていました。
一方で、館内は混雑していて、ハンモックは楽しめないまま帰宅しました。
無料コーヒーを楽しむ
「無料」に弱い私。しっかりとコーヒーをいただきました。カップは自由に取れます。ブレンド・アメリカンの2種類からホットコーヒーを楽しめますよ。シュガーやミルクも自由!
ハンモックでうたたね
ハンモックは4つありました。ハンモック狙いの大人が多いので、なかなか順番が回って来なさそうな様子でした。ハンモックを利用している人は、二人でぐっすり寝ているカップルもいて、見ているこっちもウトウトつられそうでした。
マッサージチェアでうたたね
無料のマッサージチェアもありましたが、こちらも競争倍率が高そうで利用できず・・・。全身のマッサージをしてくれる機械狙いの人も多数いました。マッサージチェアの隣には、横になれるスペースもあり、そちらも大混雑な様子でした。子供がいるので、混雑したところは避けて利用しました。
ひたすら漫画を読む
漫画が多く用意されているので、漫画を読んでいる人も多かったです。椅子が並べられていましたが、椅子の用意はたくさんありましたので、座ることができないということはないものの、スペースがない!人一人通るのがやっとな場所もあり、15時を過ぎると大混雑でした。
ボードゲームを楽しむ
ソファとテーブルがあり、まるでリビングのような雰囲気がある中で、オセロなどのボードゲームが自由にできました。ただ、場所がなく、複数の家族連れのグループで場所が占領されていたので、雰囲気だけ見て帰りました。
デスクワークもバッチリ!コンセント完備
おふろカフェはデスクワークも可能です。貸出用の無料Macがありますし、デスクにはそれぞれの場所に充電できるコンセントもありました。複数人の方がパソコンを開いて、くつろいでいる様子でした。
おふろカフェでの注意点
おふろカフェにはいくつか注意点があります。
清算バンドは紛失すると2,000円かかる
入館時には、館内のカフェで使用する清算バンドを大人分渡されます。バーコード付きなので、お財布と一緒です。失くすと大変ですが、万が一紛失してしまった場合は、2,000円を補償金として預けなければいけません。
1週間経過しても鍵が見つからない場合は、2,000円の補償金は戻らないので、清算バンドの管理には注意しましょう。
ロッカーの鍵も紛失すると2,000円かかる
清算バンドと同様、失くした場合は2,000円の補償金がかかります。こちらも、1週間経過しても見つからない場合は返金してもらえません。
ちなみに、旦那さんが以前別の温泉浴場の更衣室で、鍵を盗まれたことがありました。息子が濡れているので、タオルを取って戻ろうとした1、2分の出来事ですが、そのわずかな時間でロッカーにさしっぱなしにしていた鍵が取られてしまったそうです。
裸の旦那さんと息子。裸のまま係員の方が鍵を開けてもらえるまで、寒い思いをしたと息子が未だに言いますが、これも過失ですね。鍵は、わずかな時間でも誰が狙っているかわかりません。
このときも2,000円を払って服を着て帰ることができましたが、とても不快な体験でした。

翌日に鍵が見つかったという連絡が来たので、補償金を支払ったときの領収書を持って預けた2,000円を取り戻すことができました。
更衣室での携帯操作はNG
髪を乾かしながらの携帯操作をしがちですが、NGです。更衣室内では、携帯電話やタブレットなどの電子機器の使用ができません。
二人ほどの女性が係りの方に注意されていましたが、理由としては隠し撮りを疑われかねないからだそう。セキュリティという面でも、しっかりとバックの中にしまうようにと注意書きもありました
なお、髪を乾かしながらやメイクをしながらカメラを利用したいのであれば、更衣室から出て右手の部分に5箇所ほど鏡があるスペースがあります。更衣室の外であれば、携帯の利用は可能なので、操作OKの場所で携帯はチェックしましょう。
ハンモック・マッサージチェアは20分で交代
ハンモックやマッサージチェアは、利用したい方が多く、館内放送でも「20分経過したので、交代してください」と言われていました。それでも、ハンモックやマッサージチェアは争奪戦で、利用の余地がありませんでした。
ぐっすりとうたたねしそう・・・と思っていたところで交代となりそうですね。
土日は人が多い
利用したのが日曜日でしたが、館内は人で混雑していました。気にせずゆったりのんびりとは、いかないかもしれません。座る椅子はありますが、ハンモックやマッサージチェアは我慢しなければいけないほどの人の量でした。
まとめ
ずっと気になっていて、ようやく行けたおふろカフェ。キッズスペースが用意されている温泉は、子育てママには嬉しい設備ですね。
おかげで、オムツが外れていない下の子との入浴は楽しめませんでしたが、一人でおふろを楽しむことができました!
親子で食事をするには少し高い金額でしたが、お友達やカップルとの時間を過ごすのにもオススメの場所でした。
何より、パジャマのような館内着がウトウトな雰囲気を出して、リラックスすることができました。
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