無農薬野菜を栽培するなら【シェア畑】ってご存知ですか?月額で畑が借りられて、野菜を育てられるサービスです。
5歳の我が子は保育園での野菜を育てた経験を通じて、「自分で野菜を育てる」ことが好きになったようで、野菜づくりに大ハマりです!
保育園でトマトを育てたいと思っていたのに、じゃんけんで負けてしまって、ナスを育てることに・・・。悲しいと涙ながらに話していたのをきっかけに、自宅のベランダでプランターをつかって、枝豆とミニトマトを栽培した経験があります。タネから育てた枝豆は実をつけて、苗から育てたトマトも収穫することができました。
そんなプランター栽培から、シェア畑にはとても興味がありました。某ママタレの方がシェア畑を利用して、野菜を作っていることをSNSで発信されていたのを眺めながら、さらにシェア畑が気になってしょうがない状態・・・。

最近は「農レジャー」といって、アウトドアの一種として人気があるようで、子どもと一緒に野菜を育てる経験をしたいと感じるようになりました。自分で育てた野菜を食べることで「食育」にも繋がります。
今回はシェア畑を契約して、子どもと一緒に野菜を育てて「食育」を楽しむことについてお伝えします。
シェア畑って何?
無農薬野菜を栽培するなら【シェア畑】とあるとおり、「完全無農薬」の野菜を畑で育てられます。手ぶらで自分が好きなときに行けて、プロが野菜づくりのサポートをしてくれます!何よりベランダのプランター栽培と違うのは、「畑」ですので虫を気にせずに、畑の土でしっかりと野菜を成長させることができることです。
シェア畑でどんな野菜が育ててられるか
シェア畑では、さまざまな野菜を育てることができます。しかも、無農薬!一切農薬は使わずに、新鮮な野菜が食べられます。
- ナス
- トマト
- ピーマン
- きゅうり
- とうもろこし
- いんげん
- 枝豆
- かぶ
- とうがらし
- 落花生
- ネギ
- キャベツ
- レタス
- 人参
- はつかだいこん
- さつまいも など
シェア畑では、子どもと一緒に野菜のお世話をすることが出来るので、タネや苗から育つ野菜の成長と一緒に子どもも楽しんでいました。「ピーマンは苦い」と食べるのを渋っていた我が子ですが、シェア畑を通じて野菜を育てる楽しさからピーマンも食べることが出来るようになりました。
シェア畑のメリット
シェア畑は、野菜づくりに興味がある方や子どもと一緒に共通の楽しみを作りたい方にはオススメです。野菜づくりに興味があったので、見学からはじめました。畑に初めて踏み入ったた我が家も、すっかり野菜づくりにはまっています。何より、十分な土壌が野菜づくりの決め手になるので、あらかじめしっかりと肥料が用意されているので、自分で準備する必要はありません。
シェア畑は手ぶらで行ける
シェア畑は農作業の道具の準備が不要です。畑を耕すために本来必要なスコップやクワは常設されていて、いつでも使い放題ですし、重いものを持ちながら通うということが全くありません!防虫ネットや支柱といった野菜づくりに必要な道具が揃えられているので、手ぶらでいけます。
タネや苗も畑で用意されているので、自分で購入して持っていくということもありません。
肥料は、鳥のフンなどの野菜の土壌づくりに必要な有機的な肥料もシェア畑に準備されています。フンなど肥料は臭いがするので、自宅には置いておきたくない気持ちがありますが、シェア畑は臭いも気にすることが全くないのもポイントです。
また、簡易トイレと手洗い場もあるので、安心です。子どもと一緒にいっても、せっけんのある手洗い場で手を洗って帰ってきます。
ただし、畑なので、服や靴は泥や土で汚れます。子どもも大人も一緒に汚れていい服装と足元で行くと、土をしっかりと楽しめますよ。
シェア畑は自分が育てたい野菜は育てられる
「自分で野菜作るの大変なんだよな〜」と、プランター栽培の経験があるので、野菜づくりの大変さは知っています。けれど、野菜づくりについては、知識がない初心者。野菜に虫がついてうまく育てられない、水やりはしているのになかなか芽が出てこないといった悩みを解決してくれる、野菜づくりの名人がシェア畑にはいます。野菜づくり初心者の方に、シェア畑は特にオススメです!
どの野菜にどんな野菜を組み合わせて畑を作ると相性が良いという知識や、ナス科の植物の隣にマリーゴールドを育てると虫がつかなくなるとか、図鑑で調べながらだとうまく行かない野菜づくりのアドバイスを教えてもらえます。
シェア畑で教えてもらった知識や自分で体験した経験をもとに、自宅でプランター栽培に活かすということをしている方もいらっしゃるそうです。しっかりと野菜を育てられるサポートがついているのもシェア畑のメリットだと感じています。
シェア畑で育てる野菜は完全無農薬!
シェア畑では、肥料に鳥のフンなど有機的な肥料を使っているので、農薬は使っていません。むしろ、肥料や農薬の持ち込みが禁止されています。
子どもと一緒に育てて、食べる野菜が薬だらけは食べさせるのに躊躇しますよね。無農薬で栽培しているので安心して、採ってきた野菜をその日の晩御飯や翌日の食事に使っています。
シェア畑行けない時のお世話は、どのようにされているのか
シェア畑には、週に1度30分〜1時間程度好きな時間に行って畑のお世話をするだけで大丈夫です。毎日行く必要がありません。万が一、週1でも通園するのが難しければ、代行サポートもありますので、無農薬野菜を食べたいという方は、代行サービスを利用しながらシェア畑をするものいいですね。
シェア畑を体験してみよう
いきなりシェア畑を利用し始めるのは心配・・・という方も、無料で体験してみることができます。
畑がどんな様子なのか、利用されている方の畑づくりも一緒にみることが出来ますし、そもそも「3㎡」や「6㎡」がどれくらいの広さなのか、わかりませんよね。どれくらいの野菜が収穫できるのかは、自分の目で確認できると利用を決めるまでのイメージが湧きます。
また、家庭の必要量に合わせて、複数の野菜を育てることができるのですが、その量がどれくらいかわかりづらいという方も、シェア畑の見学を通じて確認することができます。
シェア畑での体験を自宅でも応用できる
自宅のベランダ栽培だと虫が寄り付いて嫌だと行っておきながら、またプランター栽培も始めてしまいました。季節によって育てられる野菜が異なるので、シェア畑で学んだ野菜づくりの知識を自宅でも応用できないか試して育てています。
シェア畑とプランター栽培の違い
プランターは、自宅で実際に栽培してわかったのですが、とにかく虫が繁殖します。夏場はとくに、ベランダのプランターで育った虫が、網戸を開けたわずかなタイミングで部屋に入ってきてしまい、数日であっという間に部屋の中で小さな虫が飛び回るようになりました。
最終的には、夕飯に用意した食事に虫がつき始めたのをきっかけに、プランター栽培をやめて土を全て撤去した経験があります。
けれど、シェア畑ではベランダや自宅内に虫がきて困るということなく、またしっかりとした土壌で野菜を育てられます。根も気にすることがないので、しっかりと根を張って大きく育ってくれるのもうれしいです。
シェア畑を借りるのににかかる費用
シェア畑に興味がある・・・方も、気になるのは、シェア畑を借りるのにかかる費用ですよね。毎月どれくらいかかるのか、紹介します。自宅近くの農園の詳細は、また異なると思いますので、作興にしてみてください。
シェア畑の入会金
入会金として、11,000円が必要です。見学に行った時は、その日に利用申し込みをすると、通常11,000円掛かる入会金が半額でした。
習いごとと考えると・・・英会話の塾でもこれくらいするところはあるので、妥当な金額でしょうか・・・。
自分で畑を持っていることを考えると、固定資産税がかかりますので、初回のみかかるとなるとそう高くない金額だと思いました。
シェア畑の月額利用料
シェア畑の月額利用料は、農園によって異なります。それぞれ、事前に確認しておくと安心ですが、ここではある農園を例に紹介しますので、参考にしてみてください。
- 3㎡:6,400円
- 6㎡:8,800円
子どものスイミングスクールや英会話教室とさほど変わらない金額です。親子で楽しむ習いごとで、かつ野菜高騰の時でも安心な自給自足の野菜づくりができるとなると、「食育」にもなって、高くない利用料に感じます。
なお、支払いは1年間の利用料+入会金の一括払いです。月々の口座振替にした場合は、事務手数料2,000円が発生します。
月額利用料には、野菜の栽培に必要な球根やタネ、畑利用料、栽培に必要な農作業用の用具利用分なども全て含まれています。土や肥料、タネ、球根を購入するにも、数百円〜数千円かかります。けれど、肝心の野菜のタネや苗の料金もシェア畑の利用料に全て含まれていますので、安心ですね。
また、各種イベントが年に数回行われますが、そのイベント参加料も月額利用料に含まれています。
シェア畑の解約方法
シェア畑の契約は、1年の自動更新です。万が一、シェア畑を解約したいという場合は、契約満了の3ヶ月前までに、シェア畑運営事務局までに書面で通知が必要です。
- 農園スタッフ(オレンジ色の服着用)からもらう
- 農園事務局へ連絡してメールでもらう
- 会員サイトからダウンロードする
契約満了日の3ヶ月を過ぎてしまって、解約の手続きをしようとすると、20,000円の違約金が必要になるので、契約日の把握には注意が必要です。また、1年間を満たずに途中での解約も同様に20,000円の違約金が発生してしまいます。
シェア畑についてのまとめ
※写真はイメージ
シェア畑を知って、子どもと一緒に野菜の成長を楽しんでいます。畑で得た知識を活かしながら、懲りずにプランター栽培も始めました。
人それぞれ考え方によりますが、月額利用料も自分で作った野菜が食べられるということを考えると、野菜の成長を楽しむ「習いごと」でかつ、野菜も収穫できるとなると、安いのではないかと感じます。
夏野菜は目一杯取れて、育ち過ぎて食べきれないということもあるようなので計画的な来園が必要にはなりますが、時期によって開催される農園のイベントも楽しいですし、イベントの料金も別途必要になることはないので、純粋に野菜づくりを楽しんめるかと思います。
見学から始めましたが、体験を通じて野菜を育てる楽しさを知るということですが、押し付けられる営業は全くありませんでした。
2畝や3畝、3㎡や6㎡がどれくらいの大きさなのかは、やはり自分の目で確かめて見るのが一番です。シェア畑が気になる方は、ぜひ一度見学に行ってみてはいかがでしょうか。
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