厄年での流産。「妊娠したら出産」が必然ではないということ。

妊娠・出産

このブログを作成しようと考えたきっかけ、それが流産です。そして、私は厄年。立て続く「厄」でまさか自分の子供を亡くしてしまうとは・・・。

妊娠8週で心音が確認できて、大きさも順調といわれていました。それが2019年3月28日。しっかりとつわりもありました。
けれど、母子手帳をもらう前にお腹に宿ったはずの命は、お腹の中で静かに何も告げることなもなく去って行きました。

母子手帳発行前ですので、「この世にいた」と証明できる公的証明書はありません。
あるのは、3枚のエコー写真と流産手術の同意書のみです。(公的証明にはなりません)

手術を終えた今、何事もなく妊娠前の生活に戻りつつありますが、その一方で妊娠した事実を忘れたくはありません。
自分の中で、しっかりと「3人目として妊娠した」という事実をこのブログで残しておきたいと思いました。



流産診断までの流れ

胎嚢確認
妊娠検査薬の陽性反応は2019年3月6日でした。生理予定日が過ぎて3日後くらいにフライングで検査しました。
病院は妊娠6週の3月14日に診察して、胎嚢を確認しました。もうこの頃にはつわりも出てきました。常に船酔い状態。

心拍確認
2週間後に診察とのことで、3月28日に心拍を確認。

そして、4月13日妊娠10週3日で流産診断。
診断名としては、妊娠9週繋留流産です。

流産の前触れはあったのか?

わたしにとっての流産は、出血があったわけでもなく、「これはマズイかも」と思うような腹痛もない、何も前触れとなるようなものはありませんでした。出産予定日が決まる予定で受診した診察での突然すぎる告知。
「つわりが辛いから、出勤緩和のために母性健康管理指導事項連絡カードを作成してもらいたいな」と考えていました。
前回の心音が確認できた診察と同様、予定日が決まって、ようやく両家の親に報告できるな、とも考えていました。

けれど、内診台の上で見上げるエコーには、2週間前にはじめて見せてくれたチカチカする心音の様子はありませんでした。
素人目でも「え・・・なんか、ちょっと様子が違う・・・」と一瞬で頭によぎったほど。
3人目の妊娠で初めて流産を経験することになりました。

流産の告知とは?

流産告知

流産というのは、もちろん知っています。けれど、どこか他人事で自分に起こり得るものとは考えてもみなかったです。

「あ〜、こりゃダメだな。流産してるよ〜。小さいもん。心拍も取れないし。」
今思い出すだけで腹が立つ、産婦人科医の男性医師の声。(役職はわりとお偉い方なんですけどね、デリカシーは皆無でした)

「え??どうやってみても心音は確認できないんですか?」と尋ねましたが、「ダメだね〜。ダメだと思うよ。また来週あたり来てよぉ〜」との男性医師からの返事。
予定日が決まる予定での内診で突然流産申告で、こちらの気持ちを汲み取ることすらない男性医師の発言に頭がパニックになり、出てくるのは涙と何で?という疑問ばかり。

男性医師の隣にいた看護師の方が察してくださり、その後、近くの公園で子どもを連れて遊んでいた旦那さんに来てもらって、別の医師に再度内診していただくことになりました。

けれど、やはり流産との診断。2回目に診ていただいた別の医師は言葉を一つ一つ選びながら、丁寧に説明してくださいました。

  • 流産というのは、一定数の割合で決して低い確率でなく起こり得ること。
  • 流産とわかったら、自然に排出されるのを待つこともできるが、体には大きな負担がかかるため、医師としては手術を進めること。
  • もちろん、突然の申告だから手術の日を決めても後ほどとりやめてもいいこと。
  • 納得いくようにサポートするということ。
  • 手術の前にはもう一度内診をしてきちんと確認をすること。

流産についてに限らず、丁寧すぎるほど、生命の継承についても詳しく話してくださいました。
(総合病院なので毎度診察の医師は変わるのですが、偶然にも、2人目の娘を出産した際に胎盤を取り出して裂けてしまった傷口を縫ってくださった医師でした。みかけちょっとこわいのですが、とても丁寧な方でありがたい気持ちになりました。)



流産手術日の決定

流産の申告を受けた診察日が4/13土曜日で、翌週の4/16火曜日を手術日として選択しました。
仕事もしているので、月曜日に上長に手術のため休みをもらえないか相談も必要ですが、来週になったら実は心音が確認出来たなんていう奇跡が起こらないか期待する自分もいて、早めに診察をもう一度したかったからです。心音が復活するなんてことはないのですが・・・。起こりえないはずのことですら、期待はしていました。

自然に排出されるということもあるそうですが、その場合は多量の出血や腹痛を伴うこともあるそうです。
出血が始まった場合は、血液のかたまりが出てくるので、もし持ってこれるような状態であれば病院にナプキンに包んで持ってくるようにも言われました。
お手洗いに行くたびに出血がないか確認をして、出血がないことを確認しては安心していました。

手術の注意事項の説明

2回目の内診で流産との診断を受けてから、手術についての説明が看護師からありました。

  1. 前日の夜は普段通り食事をして良い当日の朝は7時までに食事や水分補給をすること。それ以降はアメやガムを含む水分摂取は不可。手術は麻酔を使用するため摂取した場合は麻酔が効かなくなる場合があるそう。また、手術を延期することにもなる。
  2. コンタクトレンズを使用している人は手術の時は外すためケース持参かメガネ
  3. 麻酔を使用するため安全のため車・バイク・自転車での運転での来院は不可
  4. 同じ日に手術。検査を受ける患者それぞれのプライバシー保護のためベッドサイドでの付き添いは不可
  5. 当日は手術の前処置のため8時半に来院、14時頃から手術、1時間以上安静にして帰宅。

持ち物
生理用ショーツ、夜用ナプキン2個、手術の同意書、手術保証金の2万円、コンタクト使用の場合はケース・メガネ



告知後のメンタル

1回目の内診と2回目の内診の間に2人の子どもと一緒に主人が診察室に入ることになりましたが、子どもたちに涙は見せまいよう必死。上の子は後になって涙が出ていることに気づいてしまいましたが、なんとかごまかせる範囲でした。

子どもがいてくれたおかげで平常心を装うことは出来たかと思うので、感謝です。ママが泣く姿は見たくないでしょうし。

ただ、子どもたちが再度公園に行っている間は、短い時間の中でたくさんのことを考えました。
妊娠したら出産できるということが当たり前ではないこと。
今2人いる子どもの命は、偶然が重なって生まれて成長してくれている奇跡のつながりであること。

でも、やっぱり、お腹の中に宿ってくれた命を産んで手を繋ぎたかったなぁということは、たくさんたくさん考えました。

そして、流産は赤ちゃん側の問題と言われながらも本当に「早期流産は母体に原因はない」のか、納得できない部分はあったので、自分の体調不良については少なからず原因はあったのかなと感じることもありました。

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