流産手術【掻爬手術当日】はどんなことをするのか、詳細な体験談。

妊娠・出産

3人目を妊娠して、妊娠10週3日で流産診断でした。流産告知から3日目には掻爬(そうは)手術でお腹の中で亡くなってしまった赤ちゃんを出す手術をすることになりました。流産の告知を受けて、「妊娠したら出産」が必然ではないということを呆然としながら、涙が止まらない中で感じました。
今回はその流産の診断で掻爬(そうは)手術の実体験の話です。



手術当日の注意事項

静脈麻酔を使用するため、朝7時以降は水の摂取も不可でした。麻酔が効かなくなるそうです。
麻酔が効かなかったら、痛みはもちろんあるでしょうが、精神的に耐えられそうにないのでしっかりと守りました。
そして、麻酔を使用するため帰りは自分で運転して帰宅するような自動車やバイク、自転車での来院は不可でした。

病院では、8時30分には受付を終えて外来窓口にくるように言われていました。

流産手術の費用が気になる方もいると思います。わたしも「手術」が初めてだったので、とても気になりました。流産手術の費用としてかかった手術費と診察代の全てを含めた「お金」は別にまとめましたので、気にある方はこちらも参考にしてください。




流産手術の前処置

総合病院の産婦人科に通院していたのですが、予約しても1時間待ち。手術日もしっかり1時間ちょっと待っての診察でした。
まずは先日の流産診断後、手術前にも内診台に乗って経膣エコーで赤ちゃんの状態を確認しました。
やはり、流産で間違いないということ。間違いであってほしいとこの3日間考えていましたが、覚悟も決めていました。

ラミナリアという子宮口を広げる前処置をしてからの手術となります。当日は数日前に発症した左膝痛の経過観察のため整形外科の受診もありました。
看護師の方に確認をしたところ、前処置をしたらトイレは普通に行っていいし、手術着に着替える手術30分前まではすることは何もないから、整形外科に行っても良いということでした。

以下、前処置としての流れです。
10:07 膣に管入れられました。(銀色のカチカチした固い金属で痛い!!!)
子宮口下にグッ押されて中に何か刺される感覚がしました。この処置はとても機械的で痛みが強かったです。
医師は「ごめんね、痛かったよね。ごめんね〜」と言っていました。内診台の上で、「痛っ!うっ!!!いーーーーった!痛い!」と言っていました。
ラミナリアを入れたあとは、何か入れている感覚や詰まった感覚など特にありませんでした。
いつも通り歩けますし、トイレにもいけます。1回目こそおそるおそるトイレで用を足しましたが、2回目以降はいつも通りに用を足すことができました。

流産手術までの待機時間

10時過ぎにラミナリアを入れた手術前処置が終わってからは産婦人科の奥にあるリカバリー室というところで横になって待機していました。
11時に整形外科の受診があったので、それまでベッドに横になっていました。整形外科の診察が終わってからは、何度かトイレに行ったり、仮眠で少し眠ったりしました。

そして、手術30分前に看護師の方が来て、手術着を渡してくれたので、13:30にトイレ行って着替えました。



流産手術の流れ

すぐに隣の「処置室」という手術を行う場所に行って手術かと思いきや、別途手術前処置がありました。

流産手術の全身に対する前処置

14:00に看護師の方が左手方に筋肉注射をして、静脈に入れる麻酔は注射器で点滴に入れるのでその点滴をしました。痛み止めの座薬も入れためにズボンを降ろされてそのまま座薬を入れられました。この歳になってこんなことされるのかと衝撃だったのを覚えています。

流産手術準備開始

手術は20分かからないくらいと説明がありました。
点滴や座薬をしていると処置室のベッドに(ベッドの先には内診台のように足を開く台がついています)上がったときが14:20。
スリッパを脱いでべッドの足を開く台の上にのって横なりました。足が開く台と体を横にする台が別れていて、その別れた部分まで下がってといわれました。ベッドは冷たく、その冷たさと固さが手術の無機質さを感じました。

心拍を確認するための装置を左指につけ、右手は血圧を測れました。
右手血圧計上110、下70、サチュレーション?96でした。
足は両足を長いマジックテープなようなもので固定され、ベッドが上昇していきました。

流産手術の実施

手術担当の医師の到着が14:30くらい?女性医師で、2人目のつわりでお世話になった先生でした。流産手術でお世話になるとは・・・。
体調を聞かれ、お腹と頭痛がすることを伝えました。頭痛は数日続いていました。
まずは点滴に麻酔を入れていきます。麻酔が切れた頃には赤ちゃんとはとうとう離れ離れになっているんだな・・・となんとも言えない感情が湧いて来ました。
麻酔は白ピンク。
先生がまずは10ccと看護士に伝えて10ccを点滴の手の近くから入れました。
1cc・・・、2cc・・・、と看護師が数えていましたが、3cc・・・、4cc・・・、5cc・・・、6cc・・・、と進み、7ccあたりから心臓がバクバク鼓動が早くなり、動悸がしてくるような感覚でした。(歯医者の麻酔も同じく、心臓がバクバクします)
「深呼吸、大きく深呼吸して」と言われて深呼吸をしていると意識が飛んだみたい。

それから「終わりました」と看護師の方に声をかけられるまでの記憶は全くありません。

14:41に処置室(手術室)から隣リカバリーしつつに移動。
先生が到着到着してからの時間を考えると、手術は10分くらいだったようです。

寝てる間にパンツもズボンもはかされたのか、きちんと着衣していました。

いつのまにか寝ていたもんだから『これから手術です』と言われるかと思っていたら、隣の部屋に移動しますと言われて「えっ?終わりですか?」と聞いたら看護師に「終わりです」と。
手術終わってから、寝ぼけたかのように「お腹痛い、お腹痛い、お腹痛い」って3回くらいお腹が痛いことを半泣きで言っていたら、看護師に「お腹痛いね」、なんて同調されながらそのままベットへ。
寝ぼけた感じのまま流産手術は終わりました。
眠るというよりも意識失う感覚で麻酔で眠らされ、その間に手術は終わっているという人生で初めての経験でした。
手の近くにはナースコールが置かれていました。



流産手術終了後

手術が終わってからは、意識は普通で忘れないうちに流産手術の体験をスマホにメモしました。頭は少しボーっとしていましたが、目は冴えました。
15:20頃、仰向けで足を曲げて咳をしたら子宮の入口あたりに痛みが走りました。この痛みで「あぁ、手術したんだな」と改めて気づかされました。
その後はお腹の痛みの方が強かったです。

手術前まであったつわり。手術後はつわりのような気持ち悪さはなくなったかな?
朝7時以降9時間近く水分を1滴も取れていないので喉がカラカラでした。

関連記事:流産手術の費用はどれくらい?手術費と診察代の全てを含めた「お金」のまとめ

結局、手術まで一度も出血なしでした。お腹の中に来てくれた赤ちゃんは、最後まで母想いな子だったんだなぁと感じました。

コメント