出産手当金ってこんなに遅い?振り込まれるまでのスケジュール

妊娠・出産

出産を2度経験してどちらも会社員勤めで産休に入りましたので、出産手当金をいただきました。産休に入ると、給与は振り込まれず(会社の規定による)、しばらく無給の状態が続きます。
新たな命を迎え入れる喜びがある一方で、出産手当金でお金という現実を感じました。

出産手当金とは
健康保険組合から出る手当で、一般には産前6週から産後8週の98日分の標準報酬額3分の2の手当がもらえます。条件として、1年以上健康保険に加入しているかつ産後に復職することが前提です。
98日分というのは予定日から算出されます。
出産日が出産予定日を前後すると産前の日数が変わりますので、98日分より少なくなったり、多くなったりします。予定日より早く出産した人は産前が短くなるので出産手当金は98日分より少なくなりますし、予定日を超えて出産した人は産前が長くなりますので出産手当金は98日分より多くなります。
産後8週というのはほぼ変わらないはずですので、出産した日次第で出産手当金の額に変動があります。
ちなみに、出産日当日は産前に含まれます。

標準報酬額・・・決定する時期は原則、被保険者が4月〜6月の3ヶ月間に受けた報酬の額を3で割った額が標準報酬額となります。報酬とは通勤手当や家族手当など「手当」となるものも含まれます。
標準報酬額は注意が必要で、実際に支払われている金額ではありません。手当が全て含まれた金額によって50等級のステージがあり、それぞれの都道府県によって異なります。東京都の場合、例えば195,000円~210,000円の報酬月額があれば、標準報酬額は200,000円となります。




出産手当金が振り込まれる時期

出産手当金は、出産するとすぐに振り込まれるかというと残念ながらそうではありません。振り込まれるには時間を要し、出産してから数ヶ月後に出産手当金が振り込まれるということもあります。場合によっては、育児休業給付金の支払いの方が早いということもあります。

会社によって、産前産後で合わせて1回の申請にするか、産前と産後と2回に分けて申請するか決まっているようです。労務担当者としては、1回の方が手続きが楽になるので、選択の余地なく1回の申請というところもあります。
1回の申請ですと産後8週間つまり出産してさらに8週間(約2ヶ月)を過ぎなければ、出産手当金の申請が可能になりません。

例えば、出産予定日が5/1だとすると、産後8週の産休は6/26までとなります。6/26を過ぎてようやく産婦人科の医師の証明書の記載が可能となり、手続きを含めると出産から最低でも2ヶ月以上は時間がかかります。

一人目

出産手当金は産後8週を過ぎてからの1回の申請でした。
産休に入る前に会社の労務担当者から「産休・育休の説明」を受けた際に出産手当て金が入るのは出産後3ヶ月程度が目安と言われましたが、出産から3ヶ月経過しても振込はありませんでした。振り込まれたのは出産から4ヶ月半かかりました。振り込まれた金額は大きかったですが、約半年間の無給状態がきつかったです。

二人目

産前と産後の2回に分けて出産手当金の申請ができるということを知り、労務の勧めもあって2回に分けてもらいました。
理由としては、産前は出産したら産前分の出産手当金の申請ができるようになるからです。
出産翌日から産後休暇になりますので、出産して5日間の入院期間中に病院に書類を渡して産前分を記載してもらいました。

産前と産後に分けたことで、産前分として産後1ヶ月半ほどで産前分の出産手当金をもらいました。

産休中の無給状態が心配な方は、産前産後と出産手当金を分けてもらえるか会社に確認してはいかがでしょうか。



出産手当金の手続き

出産手当金をもらうには手続きが必要です。産休に入る前に会社から事前に出産手当金の手続きに関する書類をもらっておき、書類には医師の証明が必要です。出産後に医師に記載してもらうために事前に入院準備物に合わせて入れておくなど準備しておきましょう。
手続き自体は会社を通じて行います。
会社がいつ手続きをしたのかにも振込のスケジュールが変わってきます。
万が一あまにりにも振り込まれる時期が遅すぎるという場合は、会社側の手続きが遅れているという場合がありますので心配な方は会社に問い合わせてみるといいかもしれません。

出産手当金をもらってみての感想

ありがたいことに出産手当金をもらったことが二度ありますが、実際の生活としては出産手当金があるから安心ということはありませんでした。

出産には出産一時金として一律でもらえる42万円がありますが、出産の経過や病院によっては42万円で出産費用が収まるということは少なく、42万円を超える分を準備しておく必要があります。
また、子どもが産まれると産着などの服代、オムツ代、ミルク代、ベビーグッズ代と子どもにかかる費用のみならず、産後の骨盤矯正代、母乳がうまくでないもしくはつまるなどの母乳トラブルによるマッサージ代とママもお金が必要になります。
出産の時期によっては住民税の支払いも残っていることがありますので、無給の中で支払わなければいけないお金があるという状態もありますのでご注意ください。

会社員など産前まで働いていた場合は収入が毎月ありますが、産休中は無給になりますので毎月の生活費の心配もあります。

出産手当金で一時的に収入が増えたように感じますが、実際には貯金の切り崩しや手当が育児の費用に回るなど余裕はなかったです。
出産手当金が振り込まれるまでは3ヶ月ほどの生活費の余裕を持って事前に準備ができると安心です。

コメント